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『海のOh, Yeah!!』リリース記念「サザンで仏教入門:M4. イエローマン 〜星の王子様〜」

僕はイカスでしょ?
僕はイケるでしょ?
お笑いだけど僕はイカスでしょ…?
そうでしょ… いいでしょ…? AhAhAhAh Ruruu…

43枚目のシングル。1999年3月25日発売。

そもそもこんな曲で、仏法を語ろうとすることが狂っている。
そうですよ、私が変なおじさんです、狂人です。

今日は「本当の幸せ・真実の境地(真如)は私たちの世界とまるで違う」
という、すこぶる簡単なお話をいたします。

私たちの娑婆世界は相対的有限の世界です。
仏の真如の世界は絶対的無限の世界です。
以上ですw

みなさま、小学校とかの時の成績の付け方を覚えていますか?
若い子は知らないかもしれませんが、「相対評価」というのがありましたね。
(2000年頃までゆとり教育前に行われていたやつ!)

成績が5段階評定の場合、5…7%、4…24%、3…38%、2…24%、1…7%を
目安として、要するにクラスで何人「5」なのかが決まっていたわけです。

基本的にはこの「相対評価」という概念が、この娑婆世界の様相であります。
自分を評価する場合、他人と比べて自分を見る。
「あいつより俺のほうがイケてるだろ?」
「○○ちゃんより君のほうが可愛い!」
「平均点よりちょっと上だぜ!」

そうやって相対的に考えがちですよね。
数や量で表せるものは相対的であり、また有限です。
並ぶことができる、比べることができる、積み重ねていくことができる…
そういった相対的なものは、「限りが有る」と書いて有限と言います。

私たちはその相対的な世界で、有限の世界で
他と比べて、苦しみ悩み、限りの有るちっぽけな幸せしか知らないんです。

でも真如、本当の幸せ・真実の境地というのは絶対であり、無限です。
まず比較ができないんです。
SMAPさんが「もっともっと特別なオンリーワン」と
歌っていたのがもはや懐かしいですが、これが絶対的なものです。
(つまりナンバーワンが相対的)

しかしこの資本主義社会で、みんなが「オンリーワン」って
言っていたら、世の中が回りません、競争がなくなります。

真如、本当の幸せ・真実の境地が具現化されたものが極楽浄土ですが、
その極楽浄土は絶対的無限の世界なんです。
だからまったくこの世界とは異質な世界なわけであります。

死んだらお浄土に行くというのはこの世界とはまったく異質なもので、
この世界の延長線上にはない世界に行くんですね。
まったく異質なので、非連続です、この世界の続きの世界じゃないんです。

阿弥陀仏の言語(サンスクリット語)を翻訳しますと
「限りない命」と「限りない光」という意味になります。

今まですべて「限りある○○」という娑婆世界の常識で生きてきました。
それが「限りない○○」という世界に生まれていくわけです。

もう、他人と比べて
僕は(あの人より)イカスでしょ?
僕は(あの人より)イケるでしょ?
と、気にしたり、悩むことは一切なくなるんでしょう。

「さぁ、一緒に無限の世界へ飛び出そうぜ!」
というカッコよさげなセリフは、まさにお浄土に行く様を示しているんです!?

ただ、無限の世界を、言葉で説明してしまうと有限的になってしまうので…
つまり私たちの頭では考えも及ばない世界が待っているんだと。
「どうぞ皆さまその時までお楽しみに!」ですね。

それでも、やっぱりこの娑婆世界で、少しでも仏さまの世界に触れていきたい、
感じたいと思うならば、「私たちの価値観とはまったく違う世界なんだ」
ということは、知っていても損じゃないと思います。なむなむ。

まずはこの有限の世界で、出来る限りのことを極めていきましょう♡

Junsho
※本連載はサザンオールスターズ乃至、桑田佳祐氏の楽曲の歌詞で
仏教学の入門書が書けるのではないか?という思いつきの
勝手気ままな試論である。本人とは無関係であることをご了承頂きたい。

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